失業者数

飯を食いながらNHKニュースを見てて違和感。非正規は人数。全体は失業率。よく使われる数字をそのまま使ってるだけかも知れないけど、ベースが違うと比較とかできない。というわけで、

総務省が30日発表した労働力調査によると、2008年12月の完全失業率(季節調整値)は4.4%で前月比0.5ポイント悪化した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&rel=j7&k=2009013000132

前月は率。
0.5%を単純計算すると、1ヶ月で約34万人、失業者が増えたことになる。

12月の完全失業者数は前年同月比39万人増の270万人。

前年同月比は人数。。。なんか意図でもあるのかと勘ぐりたくなる。

世界的な景気悪化に伴う企業の「派遣切り」などで、昨年十月から今年三月までの間に失職したか、失職が決まっている非正規労働者が十二万四千八百二人に達することが三十日、厚生労働省の全国調査で分かった。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009013002000249.html

そして非正規は人数。
で。

  • 去年11月から12月の間に約34万人、失業者が増加。
  • 去年10月から今年3月までの間に、12万4802人の非正規労働者が失職もしくは失職が決まっている。

非正規労働者の失職は失業者全体の半分以下。
と言うか単純に考えれば非正規労働者じゃない正規雇用の失業者数のが多い。
でも報道は非正規切りの話ばかりな気がする。