「過労死促進法」反対運動実施中

「過労死促進法」絶対反対!

バナーを貼ってみるテスト。。。うーむ。画像にリンクを貼る方法がわからない。。。

詳しくはこちらをクリック → http://www.geocities.jp/whitecollarexemption/

さて。今日見たニュース。NIKKEI NET:経済ニュースより。

年収800―900万円以上で調整、労働時間規制の除外対象者(2006/12/16 07:00)

 厚生労働省は一定の条件を満たすホワイトカラーの会社員を労働時間規制から外す新制度について、対象者の年収の下限を800万―900万円程度とする方向で最終調整に入る。経済界は年収400万円以上への導入を主張していたが、対象者を絞り込んで働き過ぎや健康管理に対する監視を徹底する。一方、解雇紛争の金銭解決制度は労使合意のメドが立たず、導入の見送りを決めた。

 労働時間規制の適用除外制度(日本版ホワイトカラー・エグゼンプション)は、労働政策審議会厚労相の諮問機関)が年内の最終報告を目指し、導入の是非を審議中。労働基準法が定める1日8時間・週40時間を上限とする労働時間規制を一部緩和し、時間に縛られない自由な働き方を可能にするものだ。

・・・つい先日 1000万とか言ってたのが、もう切り下げられてきた。そもそも 1000万円って金額には別に根拠無いよね?きっと。「1000万円貰ってるよーな人は過労死してもヨシ!」ってことも無かろうし。800万円でも自分はまだまだ対象外だけど、先々どーなるかわかったもんじゃない(あっさり対象者の範囲が拡大される可能性が高い)ってのはこれで証明されたようなもんだ。

前にも似たようなことを書いたことがあるけど、、、この手の制度がまともに機能するためには大前提として労働者側が価格と成果の交渉権を(建前でなく真に)持っていることが必要で、そういう人の年収はえてして高いのかも知れないけど、別に年収が高いからと言って交渉権があるとは限らないし、正直年収で区切ろうって発想がそもそもナンセンスだと思う。で、交渉権が(建前はともかく実質的に)無い多くの労働者が企業側から一方的に価格と成果を押し付けられたらどうなるか?想像できないのだろうかなんて話じゃなくて、想像するまでも無くあちこちで現実にそうなっているのに厚生労働省のお役人サマには見えてないのだろうか?

一刻も早く(正社員も派遣もパートもバイトも全部ひっくるめて)全ての労働者の地位を向上させないと、このままじゃ遠くない将来に日本って国が崩壊すると思ってるのに、こんな制度が成立した日にゃむしろ崩壊を加速するとしか。
崩壊は願い下げなんで、声を上げるとか、日記に書くとか、投書するとか、選挙で投票するとか、できることは地道にやろうと思うけど、、、まぢで「いざとなったら国外脱出」を考えといた方がいいかなぁ。既に脱出した知り合いも、脱出に向けて着々と準備中な知り合いもいることだし。