国民は搾取されっぱなしです

国民が「いざなぎ越え」景気を実感できない理由

(前略)
 国民が景気拡大を実感できない理由は、大きく分けて二つある。
 一つは、成果が勤労者(サラリーマン)に分配されていないことだ。これは、数字にはっきりと表れている。
(中略)
国民が景気拡大を実感できないもう一つの理由は「税制」である。
(後略)

まあ国にしろ企業にしろ、勤労者の皆様が働いてくれるから成り立っているわけで。江戸時代なんか「生かさず、殺さず」とかゆーてたようで、労働力の現状維持が最善(力を付け過ぎて反抗されても困るし、かと言って年貢が減るのも困る)って思ってたっぽい。であれば少なくとも「減っちゃ困る」ってことは理解してたんだと思うんだけど、今はもうそこを通り越しちゃってますわな。「失われた10年」しかり、「出生率の低下」しかり。明らかに労働力の質や量が減る方向に行っちゃってる。なんでそーなったかと言えばそらもう勤労者に銭を還元しないようにした結果(それだけが理由じゃ無いにしても、これが大きな理由であることは間違いない)なわけで、そのツケは最終的に国や企業が成り立たなくなる危機にまで繋がっていくとゆーか、土台をきちんと作らずその上に強引に何かを作ってもすぐ崩れるって思うんだけど、世の中的にはそれを改善しようって動きはなかなか具体化してくれない。

「人は城 人は石垣 人は堀 なさけは味方 あだは敵なり」

国にしろ企業にしろ、エラい人達って勤労者を敵に回してまで何がしたいんだろうね?それとも自分の老い先短い人生の間だけなんとかなれば、死んだ後の日本がどーなっても知ったこっちゃ無い?